TRAVEL GUIDE — NAKHON SI THAMMARAT

ナコーンシータンマラート観光完全ガイド
ワット・プラ・マハタート+周辺スポット・アクセス・服装まとめ

「世界遺産候補の大仏塔があるならいつか行ってみたい」と調べ始めたら、ナコーンシータンマラートって思ったより近い!という発見がありました。バンコクから1時間ちょっとで飛べて、旧市街・国立公園・ビーチまで詰め込める、まだまだ穴場の南タイの古都なんです。

この記事では、2026年世界遺産候補ワット・プラ・マハタートを中心に、現地のアクセス方法・服装・おすすめスポット・食事まで、まるごとまとめています。旅行の計画から現地でのチェックポイントまで、これ一本で準備できるようにしますね。

この記事でわかること
・バンコクからのアクセス(飛行機・列車・バス)
・ワット・プラ・マハタートの見学ポイントと服装注意事項
・旧市街・国立公園・ビーチ:2泊3日のモデルプラン
・南タイグルメとおすすめホテルエリア

第I章 バンコクからのアクセス

ナコーンシータンマラートはバンコクの南約780km。3つのアクセス手段があります。

手段 出発地→到着地 所要時間 備考
飛行機 ドンムアン(DMK)→NST空港 約1時間10〜20分 エアアジア・ノックエア・タイライオンエアが直行便運航。週148便以上(2025年末時点)。空港から市内へ車で15〜20分
寝台列車 バンコク(フアランポーン)→ナコーンシータンマラート 約12〜13時間 夜行利用でホテル代節約になる。安価だが時間がかかる
長距離バス バンコクバスターミナル→ナコーンシータンマラート 約12時間 最安値だが長時間。時間に余裕がある人向け

断然おすすめは飛行機です。LCCなら片道1,000〜2,000バーツ台(約4,000〜8,000円前後)で取れることもあって、所要時間とコストのバランスが抜群。早朝便を使えば1泊2日でも十分楽しめますよ。

メモ:空港コードはNST
ナコーンシータンマラート空港(Nakhon Si Thammarat Airport)の空港コードはNST。スカイスキャナー等で検索するときに使うと見つけやすいです。市内まではソンテウ(乗合タクシー)が便利で1回20バーツ前後、レンタルバイクも1日250バーツ程度で借りられます。

第II章 ワット・プラ・マハタートの見学ガイド

市内の中心にある第一級王室寺院で、街のどこからでも金色に輝く尖塔が見えます。早朝6〜7時ごろに訪れると、朝の光が仏塔の黄金部分に当たってとても美しいですよ。

ナコーンシータンマラート旧市街とワット・プラ・マハタートの早朝の街並み
早朝の市内。黄金の塔は街のどこからでも目印になる

境内を歩くなら「数字を答え合わせする」感覚がおすすめです。基壇を一周して象の像を数え(22体)、少し離れて2:1の比率を確認し、仰ぎ見てスパイアの環(52輪)を数える。双眼鏡か望遠レンズがあると、環の細部まで楽しめます。

服装と参拝マナー
・肩・ひざを隠す服装が必要。ノースリーブ・短パンはNG(入口近くに布を貸し出す場所あり)
・礼拝堂内では帽子を脱ぎ、静かに過ごす
・仏像や仏塔に登ったり背中を向けたりしない
・写真撮影は全般OK、ただし礼拝中の方を正面から撮るのはマナー違反
・入場料は無料(2026年6月時点)、境内は朝〜夕方まで開放

境内には博物館もあり、13世紀のシュリーヴィジャヤ朝時代の遺物も展示されています。タムブラリンガの歴史に興味があるなら、合わせて訪れる価値ありです。また、タイの硬貨25サターンのモデルになっているのがこの大仏塔というのも知る人ぞ知る話ですね。

第III章 周辺スポット:寺院・自然・伝統工芸

ナコーンシータンマラートのカオルアン国立公園の滝と熱帯雨林の自然景観
カオルアン国立公園。滝と熱帯雨林がセットで楽しめる
スポット 特徴・ポイント
ナン・タルン博物館 タイ南部の伝統影絵芝居「ナン・タルン」の革人形を職人が実演制作する博物館。世界で最も古い影絵伝統のひとつ
ナコーンシータンマラート国立博物館 13世紀のシュリーヴィジャヤ朝時代の遺物を展示。タムブラリンガの歴史を深掘りしたい人に必見
カオルアン国立公園 南タイで最も高い山を擁する国立公園。クルンチン滝へのハイキングや、麓のキリウォン村でのホームステイ体験が人気
ハートヒンガームビーチ 透明な水と独特な形の石が並ぶ隠れビーチ。夕日が有名。市内から車で約30〜40分
土曜夕方の城壁市場 旧城壁沿いに出る週末マーケット。南タイのニエロ(金属象嵌工芸)製品や食べ物が並ぶ

第IV章 食べておきたい南タイグルメ

南タイ料理はバンコクより辛め・スパイシーが特徴。せっかく来たなら地元のものを食べておきたい料理を紹介します。

料理名 特徴
カノム・ジーン・ナコーン ライスヌードルに特製カレーを4種類以上かける南タイの朝ごはん定番。お店によってソースが全部違う
ムーホン 南部風豚バラ肉の煮込み。甘辛くてご飯が進む。地元レストランのランチ定番メニュー
プーパイチャプルー 蟹とチャプルーの葉のカレー炒め。濃厚な味わいで「キャプテンシーフード」が有名店
コーピー(南タイコーヒー) 独特の豆と淹れ方によるコク深いコーヒー。空港内にも「コーピー」チェーンあり

第V章 2泊3日モデルプラン

1泊2日でも回れますが、2泊3日なら寺院+旧市街+自然をじっくり楽しめます。早朝のドンムアン発便で行くのがおすすめです。

1日目(午前着):旧市街と寺院
午前:ワット・プラ・マハタート(象を数え、仏塔を仰ぐ) → ナン・タルン博物館
午後:ナコーンシータンマラート国立博物館 → 旧市街散策
夜:ナイトマーケット(ロティ・ナコンなど南タイ料理体験)

2日目:自然へ
午前:カオルアン国立公園・キリウォン村でハイキングとコーヒー
午後:ハートヒンガームビーチで夕日
夜:市内に戻り城壁市場(土曜開催)

3日目(午後発):仕上げ
午前:朝のワット・プラ・マハタートを再訪(光が変わって印象も変わる)
昼:カノム・ジーン・ナコーンで締め → ドンムアン行き便

布の大祭(ヘー・パー・クン・タート)の時期(マカブーチャ・ヴィサカブーチャ)に合わせて訪れると、一生に残る体験ができます。ただし、大祭当日は宿泊施設が埋まるのが早いので、日程が決まったら早めに予約しておくのがおすすめですよ。

旅行前の必須チェック
・外務省 海外安全ホームページでタイ南部の最新情報を確認
・「たびレジ」(外務省の海外旅行登録)への登録を忘れずに
・タイの電圧は220V。日本の電化製品はほとんどそのまま使えるが念のため変圧器を確認
・レートは現地ATMでの引き出しが便利。空港内のATMより市内のほうが手数料が安い場合あり

自由研究コーナー:旅行計画を立ててみよう

学年別に研究テーマを用意しました。気になるレベルを開いてみてください。

小学生向け:タイってどんな国?

テーマ例

・日本からタイへはどうやって行く?地図で道をたどってみよう
・タイのお金(バーツ)は日本円でいくら?
・タイと日本でちがうところ・おなじところを見つけよう(食事・服装・お祈りの仕方)

進め方のヒント:「もし旅行するなら持って行くもの10個」リストを作ってみよう。旅の準備から学べるよ。

中学生向け:観光と文化保護

テーマ例

・世界遺産候補になると観光客はどのくらい増える?
・観光客が増えることで、遺跡や地域にどんな良い影響・悪い影響がある?
・「持続可能な観光(サステナブルツーリズム)」とはどういう意味か調べよう

進め方のヒント:ユネスコ世界遺産に登録された別の場所(奈良・マチュピチュなど)で観光客が増えた結果どうなったか調べてみよう。

高校生向け:世界遺産登録が地域経済に与える影響

テーマ例

・世界遺産登録が地域GDP・雇用・不動産価格に与える影響を調べる
・「オーバーツーリズム」対策として遺跡保護と観光振興をどう両立するか
・ナコーンシータンマラートは「観光地化されていない」古都という強みをどう活かせるか

進め方のヒント:アンコールワット(カンボジア)の世界遺産登録後の観光統計と課題を参照すると比較研究になります。

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